聖霊による永遠の命の保証 | エフェソの信徒への手紙 1章

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エフェソの信徒への手紙 1章

あなたがたもまた、キリストにおいて…約束された聖霊で証印を押されたのです。この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証で…す。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 1章13節~14節

聖霊による永遠の命の保証

きょうの聖句では、主の日は神の裁きの日、罪に対する審判が下される恐るべき日です。それは闇であって光ではないと言われます。

『ハイデルベルク』問1の答えは、主イエスに結ばれたわたしに働く御子キリスト・父なる神・聖霊なる神の御業について告白しています。

それらを聖書の御言葉から思い巡らしてきた今週最後の黙想は、聖霊なる神のお働きについてです。

聖霊なる神は、天に昇られた主イエスに代わって私たちに与えられた御方です。主イエスの心と命を私たちの内に宿してくださる御方と言い換えることもできます。

パウロはこの聖霊を「証印」と言っています。私たちが本当に主イエスのものであることを証しする印であると同時に、主の命がわたしの内にも宿っていることの印でもありますから「御国を受け継ぐための保証」となるのです。

やがて、わたしのこの肉体も朽ちて行く日が来ることでしょう。しかし、その体の中に宿る聖霊に結ばれたわたしの命は、神の国を受け継ぐにふさわしく整えられ、永遠に主と共に生きるのです。

〝ああうれし、わが身も主のものとなりけり。うき世だにさながら、あまつ世のここちす〟(讃美歌529)。このような神を、どうして讃えずにおられましょうか!

吉田 隆(甲子園伝道所)