神の栄光を讃えて生きる | コリントの信徒への手紙一 6章

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コリントの信徒への手紙一 6章

あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現しなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コリントの信徒への手紙一 6章20節

神の栄光を讃えて生きる

私たちの体も魂もキリストのものであることは、体も魂も神の愛の御手のうちにあるということです。私たちの体も魂も、どうしようもないほどに罪の支配のもとにありました。頭ではわかっていても何度も繰り返してしまう罪。

けれどもそれは、本当の意味でわかったことにはなりませんでした。私たちは、自らの罪の深ささえ神の言葉に出会うまで知らなかったのです。その恐ろしさ、醜さ、私たちのすべてを呑みこんでしまう圧倒的な力。

だからこそ、キリストは体も魂もすべて引き受けて、十字架へ向かわれました。私たちの罪の支払う報酬である死をその身に引き受けたのです。私たちが当然支払うべきはずであった死。私たちの罪は、神の独り子を殺してしまうほど、むごいものです。

キリストは、私たちのために尊い代価となってくださいました。ですから私たちの体も魂も、本当の意味では死にません。この世で遭遇する死は、私たちにとって、未だ残る罪との別れと永遠の命への入口になったのです。死はキリストの復活の勝利にのみ込まれました。

私たちの体と魂のすべては、この神の栄光を讃えて生きるのです。すべては神の栄光のために!

片岡 継(ワシントン日本人キリスト教会)