昇天と神の右に座されることの益 | エフェソの信徒への手紙 4章

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エフェソの信徒への手紙 4章

こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの体を造り上げてゆき、ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、…キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エフェソの信徒への手紙 4章12節~13節

昇天と神の右に座されることの益

『ハイデルベルク』問51は、私たちにキリストの昇天と神の右の座につかれることの益を教えています。すなわち、キリストは聖霊を通して私たちに「天からの諸々の賜物を注ぎ込んでくださる」こと、父から与えられた天地の一切の権能によって、「すべての敵」から教会を「守り支えてくださる」ことです。

使徒パウロは、エフェソの信徒への手紙4章で、私たちに勧めを語ります。それはまず「一つ」という言葉で一致を保つことの勧めです。そして、7~12節で、パウロは、私たち一人一人が「キリストの賜物のはかりに従って、恵みが与えられ」、「使徒」、「預言者」、「福音宣教者」、「牧者」、「教師」というキリストの賜物としての役務が与えられていることを語ります。そして、これらのキリストの賜物としての役務は、補い合い、結び合わされて、キリストの体なる教会を建て成長を促進するために与えられたものです。

「キリストのしもべとしての役員は、各々の召しと賜物に応じて力を合わせて共に働き、主の模範にならって愛をもって奉仕する」(70周年記念宣言)。

足立 正範(上諏訪湖畔教会)