主イエスから注がれる恵み | ヨハネによる福音書 15章

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ヨハネによる福音書 15章

わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 15章5節

主イエスから注がれる恵み

ぶどうの木と枝の関係は、お互いがつながっており、木の根から枝をとおして、水分や養分が実へと運ばれ、実が豊かに実るという関係です。それによって私たちは、美味しいぶどうの実を収穫することができます。

主イエスはこのようなたとえを示すことによって、ご自身とそれにつながる弟子たちとの関係を教えてくださいました。もし弟子たちが信仰によって、主イエスにつながり、聖霊を通して御言葉という水分や養分をいただき続けるならば、ぶどうの実が豊かに実るように、主イエスに似る者へと成長させていただけるでしょう。その主イエスは、17節で言われました。「互いに愛し合いなさい。これがわたしの命令である」と。

御言葉をとおして主イエスの愛を感じながらも、日々の生活の中で愛の乏しさばかりを痛感する私たちです。しかし、私たちは、信仰によって主イエスにしっかりとつながってさえいれば、乏しさを覚える時にこそ、御言葉によって、溢れる愛が主イエスから注がれ、また一歩、豊かな実を結ぶ一日を刻むことができるのです。確かな結びつきを感謝しましょう。

玉井 宣行(所沢ニューライフ教会)