教会における秩序 | 使徒言行録 20章

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使徒言行録 20章

どうか、あなたがた自身と群れ全体とに気を配ってください。聖霊は、神が御子の血によって御自分のものとなさった神の教会の世話をさせるために、あなたがたをこの群れの監督者に任命なさったのです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 20章28節

教会における秩序

私たちの改革派教会は長老制という政治形態をとっています。それが最も聖書的であるという確信からです。長老(牧師も長老です)によって構成される小会、中会、大会で教会の伝道方針や教育方針が審議されて、決定されます。

では、長老はどのようにして立てられるのでしょうか。それは教会員の選挙によって選ばれるのですが、この選挙の中に聖霊が働いてくださることを信じています。ですから、きょうの聖書個所にもある通り、長老は聖霊が任命なさったのです。そう信じて、私たちは長老に対してふさわしい敬意を払い、長老たちによる会議の決定に従います。

ところで、長老は監督者とも呼ばれる通り、委ねられた群れ全体を配慮して見守るという役目があります。それは決して権威を振り回すことではありません。むしろ群れの模範となって、献身的に群れの世話をすることです(1ペト5章2、3節)。

このような働きに最初からふさわしい人は誰もいません。ただ聖霊だけがその人にふさわしい賜物を与え、その人を訓練してくださいます。ご自分の教会の長老のためにお祈りください。

坂部 勇(厚木教会)