神の国と神の義 | コロサイの信徒への手紙 6章

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コロサイの信徒への手紙 6章

「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コロサイの信徒への手紙 6章33節

神の国と神の義

主イエスは「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい」とおっしゃいました。「何よりもまず」という表現を通して、私たちの生活の優先順位を改め、自己中心から神中心になるようにと教えられたのです。神中心であることを求めて、絶えず御言葉と聖霊とによってわたしの心を治めてくださるようにと祈ります。そのときに、私たちの生活の場は神の国へと変わるでしょう。なぜなら、神がわたしの王となってくださり、私たちに神の赦しと愛による平安が与えられるからです。

この恵みを深く味わうときに、私たちに神に従いたいという願いが与えられます。つまり、神に喜ばれる正しいことをしたいという願いが与えられるのです。これを言い換えるならば、「神の義」を求めるようになるのです。ですから、神がわたしの王となられ、私たちに神の赦しと愛による平安が与えられるときに、それに続いて神が喜ばれる正しいこと、つまり、「神の義を求める心」は一緒に与えられるのです。

きょうも、神がわたしの王となってくださり、そして、喜んで神の御心を行わせてくださるようにと祈りましょう。

李 東隼(和歌山伝道所)