言が肉となった | ヨハネによる福音書 1章

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ヨハネによる福音書 1章

言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。…わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 1章14節~16節

言が肉となった

初日の出を拝むため山に登る人がいます。太陽は大きな存在(地球の約130万倍!)だからでしょう。しかし、それを造られたのは神です。その神が人となって来られたのは驚嘆畏怖する出来事です。

神が人となって来られたのは、人間が堕落したからです。人はきょうも神から与えられた自由の行使を誤り、罪と悲惨の中に生きています。だれでも救われる必要があります。神はこれをまず律法によって明らかにされました。律法も恵みであり、神の愛が証しされています。

しかし神の赦しの恵みと真理は何よりもイエス・キリストにより、その十字架の死と復活において現されました。主イエスだけが律法を完全に守られました。そして、私たちに代わって律法の呪いをその魂と肉体において引き受けてくださいました。

主イエスはいつも共にいてくださり、主に信頼して歩む道には必ず「恵みの上に、更に恵みを受け」る喜びが備えられています。ですから、私たちは安心してこの年も歩みを続けることができます。耐え難い試練に遭うことがあったとしても、です。

濱 民雄