最も重要な第二の掟 | レビ記 18-19章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

レビ記 18-19章

心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。そうすれば彼の罪を負うことはない。復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 レビ記 19章17節~18節

最も重要な第二の掟

マルコ福音書12章で、律法学者が「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか」と尋ねたときに、主イエスがそれに答えた上で、「第二の掟は、これである」と示されたのがきょうの個所です。神を信じていると言う限り、神を愛するのは当然ですから、主イエスは「第二」とおっしゃりながら、「隣人を自分自身のように愛する」ことのほうがもっと重要であると教えたかった可能性があります。ですからレビ記19章、とりわけ11~18節を繰り返し読み、この戒めに従う者とされたいと願います。

「盗んではならない」と言われたときに、狭義の盗みをしていないと思うに留まらず、自分の不用意な言動で隣人を傷つけて平安を損ない、盗んでいないかを想いましょう。「雇い人の労賃の支払いを翌朝まで延ばしてはならない」と言われたとき、今助けを必要としている人につれない態度を取っていないか。「隣人を虐げてはならない」と言われたときに、信仰の正論を言って隣人を苦しめていないか…。

心の中までも探り知られる神が、隣人に対する私たちの思い・言葉・行いを見ておられることを覚えましょう。

赤石 純也(伊丹教会)