主イエスは世の光 | ヨハネによる福音書 8章

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ヨハネによる福音書 8章

「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 8章12節

主イエスは世の光

夜間、車のライトだけが頼りという険しく深い山道などを走行されたことがあるかもしれません。ところで、この世が暗闇という場合、夜のような暗さといった程度ではありません。夜が来れば必ず朝が来ますが、この世の暗闇という場合は、年がら年中、暗闇です。

「見よ、闇は地を覆い、暗黒が国々を包んでいる」(イザ60章2節)。この世は、人間の罪のせいで、生けるまことの神を見失っています。その代わりに罪深い人間は、頼りになるものを自分の神々として勝手に祭り上げ、偶像崇拝をしているのです。これがこの世の暗闇の実態です。

しかし、暗闇は光に勝つことはできません(口語訳・ヨハ1章5節)。主イエスは、天から射し込んで、霊的に暗闇の世の中で燦然と輝いておられます。このお方が光だからこそ、私たちは、安全、安心です。なぜなら、この世の光、主イエスを信じて、このお方に従って行くならば、たとえ死の陰の谷を歩んだとしても、ゴールを見失うことはないからです。そして、たとえ死んでも、永遠の命に必ず至ることができるからです。

長谷川 潤(四日市教会)