アイでの勝利 | ヨシュア記 8章

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ヨシュア記 8章

主はヨシュアに言われた。「恐れてはならない。おののいてはならない。全軍隊を引き連れてアイに攻め上りなさい。アイの王も民も町も周辺の土地もあなたの手に渡す。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨシュア記 8章1節

アイでの勝利

ヨシュアは、全軍隊を率いて行動を起こし、アイへ攻め上りました(3節)。このはつらつとした姿は、一回目の敗退で打ちしおれていたヨシュアとはまるで別人のようです(7章7~9節)。

何によって、彼はこの大いなる力を得たのでしょうか。一つには、民と共になし遂げた悔い改めが見逃せません(7章)。まず、心が整えられました。もう一つは、主の御告げこそ力の源でした。主は、恐れずにアイに攻め上れと命じます。と同時に、戦術を授け、勝利を約束しておられます(1、2節)。

奮い立つヨシュアとイスラエル、彼らはこの二回目の戦いにおいて、まことに従順でした。一回目の「3千の兵で十分」といった高をくくった判断を捨て去り、命じられた通り、選りすぐりの勇士3万をはじめ、全軍隊が出陣します。授けられた伏兵を置く戦術も、その通りに実行します。そして、主は大いなる勝利を与えてくださったのです。

「御国を来たらせたまえ」と祈る私たちにとっても、勝利への道は、きっと同じです。悔い改めと心からなる従順を祈り求めて参りましょう。

小野田 雄二(上野緑ケ丘教会)