主の道に歩む | 箴言 3章

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箴言 3章

心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず
常に主を覚えてあなたの道を歩け。
そうすれば
主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 箴言 3章5節~6節

主の道に歩む

人間は自分だけで立つこと、また何にももたれかかることなく生きること、物事を判断することなど決してできないものです。問題は、では何に、誰により頼んで、またもたれかかって生きるのか、誰の判断に従って行動するのかということです。このことは、人間の知性を否定するものではなく、正しい知恵と判断力を持って生きることが肝心なのだということです。

主、ヤハウェなる神を知らされ、その神を信じて生きた人の知恵の言葉が箴言です。箴言は、「心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず、常に主を覚えてあなたの道を歩け」と言います。「自分の分別に頼らず」とは、神が語られ、命じられる御言葉に耳を傾けて、神の御言葉に基づいて物事を見る、行動するということです。そこに、「主があなたの道筋をまっすぐにしてくださる」幸いがあります。

「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働く」(ロマ8章28節)。信仰者には、あとから振り返って一つ一つが自分の益となることに気づく道が備えられています。

三野 孝一