目の前に十字架を | ガラテヤの信徒への手紙 3章

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ガラテヤの信徒への手紙 3章

ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか。目の前に、イエス・キリストが十字架につけられた姿ではっきり示されたではないか。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ガラテヤの信徒への手紙 3章1節

目の前に十字架を

この実に豊かな内容を持つ1章の中で、心にとまったメッセージは何でしょうか。

何の行いにもよらず、ただ福音によって心動かすという“霊”の働きの素晴しさでしょうか(2節)。そのとおりです! その恵みのゆえに神を賛美しましょう。

キリストが私たちの呪いとなられ、今や私たちがすべての呪いから解放されていることでしょうか(13節)。そのとおりです! その愛のゆえに主を賛美しましょう。

何千年も前に語られたアブラハムへの神の約束が、私たちにも及んでいることの驚きでしょうか(22節)。そのとおりです! その真実のゆえに主を賛美しましょう。

洗礼とは、キリストと結ばれ、その愛の衣をまとうことだとの気付きでしょうか(27節)。そのとおりです! 計り知れない洗礼の恵みのゆえに主を賛美しましょう。

そうして、今や私たちは皆、何の差別もなくキリストにあって一つとされていることの喜びでしょうか(28節)。そのとおりです! 何という驚くべき恵み、神の救いの御業でしょうか。

こんなにも恵みに満ちた十字架をきょうも目の前に!

吉田 隆(甲子園伝道所)