信仰共同体の改革 | エズラ記 3章

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エズラ記 3章

祭司たち、すなわちヨツァダクの子イエシュアとその兄弟たちは、シェアルティエルの子ゼルバベルとその兄弟たちと共に立ち上がり、イスラエルの神の祭壇を築き、神の人モーセの律法に書き記されているとおり、焼き尽くす献げ物をその上にささげようとした。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エズラ記 3章2節

信仰共同体の改革

捕囚から帰還した人たちがすべての事に先立って取りかかったことは、祭壇を築くことでした。彼らは昔の祭壇の土台の上で焼き尽くす献げ物をささげます。また、仮庵の祭りを行い、さらには日々の焼き尽くす献げ物も、そのほかの献げ物までもささげます。すべてモーセの律法に書かれているとおりに行われたことであったと強調されています。これが信仰共同体、神の民の信仰生活の回復の姿です。

私たちは自分の属する教会や、自分の信仰生活が変えられることを願っています。けれども、それはどこから、どのようになされるのでしょうか。御言葉は、それは祭壇からであると語ります。神への礼拝であり、神への祈りです。すべてに優先して、このことに取り組み、集中する時、そこで私たちが新しくされるということが起こります。

聖書は私たちには「イエス・キリストというすでに据えられている土台」があると語っています(1コリ3章11節)。私たちは、御言葉に従い、イエス・キリストの福音によって神を礼拝します。その時、信仰共同体である教会は必ず新しくされていきます。

教育機関誌 委員会