天からの生ける命のパン | ヨハネによる福音書 6章41-58節

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ヨハネによる福音書 6章41-58節

「わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。」
「わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。…先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 6章51節、55節、58節

天からの生ける命のパン

イエス・キリストは、ご自身について「世に命を与える」「まことのパン」であるとおっしゃいました。それは、主イエスご自身が私たちを養う霊的な糧となってくださるということです。

主イエスは、このとき、十字架を目指して歩んでおられました。「わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである」。肉と血は、主イエスが十字架につけられ、肉を裂かれ、血を流されることを指しています。私たちが「肉を食べ」「血を飲む」とは、十字架の贖いを通して私たちが主イエス・キリストに結び合わされ、主イエスを信じて、霊的な新しい命に生かされ、養われることにほかなりません。

主イエスは、十字架につけられて死に、しかし、罪と死に打ち勝って復活されました。そのお方が、ご自分を信じる者に「永遠の命を得」、「終わりの日に復活」することを約束しておられます(54節)。「永遠の命」とは、命の源であるキリストといつも結びついてはじめて生きることができる命です。

今、この糧が御言葉と聖霊を通して私たちに与えられています。まことのパンである主イエスの恵みをいただき、きょうも永遠の命の喜びに生かされて歩みましょう。

教育機関誌 委員会