主の言葉に励まされて | ヨシュア記 1-2章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

ヨシュア記 1-2章

強く、雄々しくあれ。あなたは、わたしが先祖たちに与えると誓った土地を、この民に継がせる者である。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨシュア記 1章6節

主の言葉に励まされて

ヨシュアはモーセから後継者として任命されていました(申31章7節)。モーセが死んだ後、主は、あらためてヨシュアにその使命を自覚させます。

神はエジプトの奴隷から解放されたイスラエルの民に、カナンの地を与えると約束されました。彼らには主の約束を信じ、約束の地に向かって前進して行くという歩みが求められます。そして、ヨシュアには、約束の地に向かって民を導くという使命が与えられていたのです。

この後、ヨシュアとイスラエルの民は、ヨルダン川を渡って行かなければなりません。その先には、イスラエルの民よりもはるかに強い力を持つカナン人たちが待っています。イスラエルはこれからそういう強大な敵と戦い、約束の地を獲得しなければならないのです。

ヨシュアは自らに課せられた使命の重さゆえに、大きな不安の中にありました。私たちも信仰生活を送って行く中で、さまざまな困難や試練に遭遇し、不安に襲われ、弱気になってしまうことがあります。しかし、主は不安の中にあるヨシュアに、「強く、雄々しくあれ」と語り、勇気と励ましを与えてくださいました。私たちもまた、主の御言葉に励まされ、この世へと遣わされて行きます。

【祈り】

どんな時も主の御言葉に耳を傾け、主から勇気と力を与えられて歩むことができますように。アーメン

弓矢 健児(西神教会)