主を失ったサウルは平安も失い | サムエル記上 28章

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サムエル記上 28章

サムエルは言った。「なぜわたしに尋ねるのか。主があなたを離れ去り、敵となられたのだ。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 サムエル記上 28章16節

主を失ったサウルは平安も失い

主がサウルを離れ去られた後、サウルの人生から平安が失われました。ペリシテ軍の接近におののいたサウルは恐れを振り払おうと主の託宣を求めましたが、サムエルは既に死に、他の手段によっても得られません。そこでサウルは、過去に主に従って追放したはずの口寄せを頼るという背きの罪に陥ってしまいます。口寄せの口からはサウル一族の死とイスラエル軍敗退が宣告され、サウルのおびえは極限に達して倒れてしまいます。その場は何とか起き上がり戦場へと向かいましたが、サウルはそこで最期を迎えました(31章)。

主が離れ去り敵対されると、人にどれほどの悲惨が待ち受けるのか、私たちに鋭く突き付けられます。

主なる神を失ったこのような悲惨から救い出してくださるのがイエス・キリストです。キリストは十字架上で「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と叫びながら、主に見捨てられた者の悲惨を味わわれました。その上で十字架の死によって人の罪を赦して主に立ち帰らせ、主と共にある平安をもたらしてくださいます。主は、キリストを信じる者を神の子として受け入れ、味方となってくださるのです。

【祈り】

キリストによって主が味方してくださいますから、恐れることなく平安のうちに過ごす者とならせてください。

吉田 崇