ラジオとわたし

愛知県津島市 後藤洋子

 私がラジオ伝道の番組に出会ったのは、正に神様の働きとしか思えない程偶然の事でした。元々ラジオは好きではなくて、滅多に聴かなかったのに、今から8年前のある夜、ふとラジオってどんな番組をやっているのだろうと思って、チューナーをいろいろと回してみました。いろいろな音や声の聞こえる中に、美しい賛美歌が入ってきました。その頃、三浦綾子さんのエッセイや、マザー・テレサの本に刺激され、また、死んだら自分はどうなってしまうのだろうという事を考えていたこともあって、キリスト教に興味をもっていました。ちょうどそんな時にFEBCを受信できたのは、本当に幸せだと思います。
 それからは毎晩とはいきませんでしたが、時間の許す限りは聴いていたと思います。ラジオを通して語られる御言葉や証、相談の手紙を聴きながら、『そう、そう』と共感したり、自分の罪の姿に気付いてギクリとしたり、『そうだったのか』と発見したりと、楽しいリスナー生活を送っていました。その後、聴けば聴く程、知れば知る程、もっと聖書を勉強して神様のことを知りたい、誰かとイエス様のことを語り合いたいという欲求が強くなっていきました。しかも家族はもとより、知り合いには一人もクリスチャンがいないという状況にあったのも手伝って、教会へ行ってみたいという思いが募って行きました。
 しかし、誰も知り合いのいない、未知の世界に入るには勇気がいります。「今日こそは」と思いつつ、教会堂の前を素通りしてしまうという日が何回もあった後、今の教会へやっとの思いで行くことができました。いろいろな迷いや悩みもありましたが、多くの信仰の友が与えられ、また、学びを通して自分の罪を知り、イエス様を神の御子、救い主と信じることができ、95年のクリスマスに洗礼を受けることができました。先日、「あすへの窓」の山中雄一郎先生をお話をさせて頂く機会が与えられました。自分がラジオ伝道を通して神様と出会った事を話すと、本当に喜んで下さいました。その時、ラジオ伝道は本当に多くの方々の祈りと希望と労苦によって、作り上げられているという事を実感しました。私に与えられたこのすばらしい恵みが、未だ福音を知らない多くの方々の元に届くよう願っています。
(津島教会々員)

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