2005年2月23日(水)「神がくださる命」

 いかがお過ごしでしょうか。新所沢教会の長石です。

 私たちの教会では、昨年のクリスマスに2名の受洗者と1名の転入者が与えられました。教会は神の家族ですから、先に救われた私たち教会員にとって、このことはとても大きな喜びであり、励ましとなりました。

 ヨハネ福音書1章13節には次の言葉があります。

 「この人々は、血によってではなく、肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、神によって生まれたのである。」

 「神によって生まれた」とは、どういうことでしょうか。それは信仰者が受ける永遠の命の恵みのことです。人はキリストを救い主と信じて神の子とされますが、それは聖霊による第2の誕生というべき恵みです。誰も皆、自分の意志でこの世に生まれて来た者はいません。生まれた後で自分という存在を知り、生んでくれた親の存在を知ったのです。

 それと同じように、神によって生まれる者も、生まれた後で、自分がすでに永遠の命を受けていることを知り、また自分の誕生を喜んでくれる教会の存在を知らされるのです。人は皆自分で生きているようで、実は神に生かされています。あなたはその事実を知っておられますか?もしそれを知っておられるなら、実は、あなた自身もすでに神によって生まれ、永遠の命をいただいているのです。