2005年9月17日(土)「祈り」(創世記22:12)

 いかがおすごしですか。新所沢教会の長石です。一週間、この放送を聴いていただきありがとうございました。今日は旧約聖書、創世記22章12節の御言葉を朗読して、お祈りをいたしましょう。

 「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れるものであることが、今、分かったからだ。あなたは、自分のひとり子である息子すら、私にささげることを惜しまなかった。」それではお祈りいたします。

 憐れみに富み給う天の父なる神様、私たちが生きるために必要な一切を、いつも与えてくださることを感謝いたします。あなたは愛する者に信仰の試練を与えられますが、試練と共に脱出の道をも、常に備えてくださるお方です。罪深い私たちがこうしてあなたの前に自由に祈ることができるのも、その背後に主イエス・キリストの十字架の犠牲と、復活の恵みがあったことを感謝いたします。

 あなたに祈ることによって、私たちは生きる力と、喜びと、希望が与えられます。そしてあなたの愛によって、自分自身を正しく愛し、隣人を自分のように愛する道へと招かれます。

 どうか明日の主の日から始まる新たな一週間を、信仰をもって歩むことができるように、私たちを顧みてください。主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。