2006年10月20日(金)互いに愛し合うなら

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。

今年、私の教会では、間もなく2組目の結婚式が行われます。今回はお二人の希望もあって、すでに婚約式を済ませました。結婚に先立って婚約式を行うかどうかは別として、友だちとして過ごす交際期間は必要です。

ところで、イエス様はこの「友」という関係を、私たちに対しても使っておられます。「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。」ヨハネ福音書15章13-14節の言葉です。

イエス様が私たちのことを「友」と呼んでくださるのは、大きな謙りと犠牲によるものです。そして私たちの方でも友の名に相応しい実質をもつために、「互いに愛し合うこと」をイエス様は命じられました。婚約中のカップルだけでなく、神を信じる全ての者が互いに愛し合うなら、イエス様の友とされるのです。そのためにイエス様は、私たちの身代わりに十字架にかかって命を捨てることによって、友としての最高の愛を示されました。これは、この世のどんな親密な関係にも勝る愛の極みです。ですから友となってくださったイエス様を信じましょう。その愛を受け入れる時、互いに愛し合うことができます。人生は決して孤独ではなく、神の愛で満ちているのです。