2006年11月14日(火)たとえ母親が忘れても

ごきげんいかかですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
旧約聖書のイザヤ書49章15節にこう記されています。

女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。
母親が自分の生んだ子を憐れまないであろうか。
たとえ、女たちが忘れようとも
わたしがあなたを忘れることは決してない。

この地上で最も強い愛情は何でしょうか。それはおそらく、母と子の愛情ではないでしょうか。生まれた時に、自分を愛してくれるお母さんがいる。それは真に幸いなことです。愛されることによって、人は自己の存在を肯定していくようになる。愛されることによって、人は自分が望まれてこの地上に生まれてきたことを知るのです。

そして、聖書は、その母親の愛よりも遥かに大きな愛で神様があなたを愛していることを教えています。お母さんが自分の生んだ子を忘れる、それは本来あってはならないことです。けれども、もし、お母さんが自分の子供を憐れまず、忘れるようなことがあっても神様はあなたを忘れることは決してないのです。この神様の愛を知るとき、私たちの心は永遠の平安に包まれるのです。

今日の聖書の言葉。

女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。
母親が自分の生んだ子を憐れまないであろうか。
たとえ、女たちが忘れようとも
わたしがあなたを忘れることは決してない。(イザヤ49:15)