2007年1月17日(水)イエス様に聴いたマリア

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。

聖書にはマリアという女性が何人か登場しますが、ベタニヤのマリアはイエス様のお話をよく聴いた人として有名です。ある日イエス様が家に来られた時、もてなしに心を煩わした姉のマルタとは対照的に、マリアはイエス様の足下で話に聴き入りました。不満に思うマルタにイエス様は言われました。「必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」

ここでイエス様は、聴くことの大切さを教えられたのです。後にマリヤはイエス様の死を前に、それまで取っておいた高価なナルドの香油をイエス様に注ぎました。それは1年分の所得にも値する高価なものでしたから、一瞬のうちに使い果たした行為を弟子たちは非難しました。

ところがイエス様は喜ばれたのです。なぜならその香油は、イエス様の十字架の死と埋葬の準備に用いられたからです。イエス様のお話をよく聴いた結果の奉仕でした。私たちもイエス様のお話をよく聴くことが大切です。「信仰は聞くことに始まる」と聖書にありますが、イエス様があなたにしてくださったことをよく聴くなら、あなたが何をすべきかも分かります。主はあなたのために十字架で死に、復活されました。その事実を受け入れる信仰を、主は喜んで下さるのです。