2007年1月19日(金)イエス様を伝えたマリア

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。

聖書には、マリアという女性が何人か登場しますが、マグダラのマリアは復活のイエス様を最初に伝えた人として有名です。かつて彼女は、イエス様に出会って救われ、「七つの悪霊を追い出していただいた女」であり、すべてを捨てて従っていった女性でした。それだけにイエス様の十字架の死を人一倍悲しみ、死後も朝早くから墓に来て、香油を塗るために訪れました。しかし墓は空っぽでした。途方にくれ、泣いていた姿が聖書に描かれています。しかしその彼女に、復活のイエス様は誰よりも先に姿を現してくださったのです。

ところがどうでしょう。イエス様だと知って、すがりつこうとするマリアに、イエス様は、「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから」と言われました。そしてわたしのことを弟子たちに伝えるようにと命じられたのです。

この出来事から、信仰について大切な事を教えられます。イエス様を信じる者は、イエス様を肉体の目ではなく、信仰の目で見ているのです。ですからイエス様にすがりつくのを止めて、生きておられるイエス様を他の人々に伝えるために出ていくのです。今日まで多くの信仰者たちが復活のイエス様を伝えてきました。復活の主はあなたを悲しみから解放される方です。