2007年2月20日(火)岩の上に建てられた人生

お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。

イエス・キリストは新約聖書マタイによる福音書7章24節以下で、岩の上に家を建てた人と、砂の上に家を建てた人のたとえ話を語っておられます。

砂の上に家を建てようと、岩の上に建てようと、普段は何も変わらないように思えます。しかし、その家をあらしが襲った時、その差は歴然でした。すなわち、砂の上に建てられた家はひどい倒れ方をしたのに対し、岩の上に建てられた家は倒れませんでした。

イエス様はこのたとえ話を通して、わたしたちに人生の土台をどこに置くべきなのかを教えておられます。

わたしたちはつい世の中の流行や習慣に漠然と人生の土台を置いていることがないでしょうか。しかし、それは砂の上に家を建てるのと同じです。そのような土台は、試練という人生のあらしに襲われた時、あなたの人生を支えることはできません。

わたしたちはもっとしっかりとした岩の上にこそ、人生の土台を置くべきです。ではその土台とは何でしょうか。それは神の御子イエス・キリストです。イエス・キリストはわたしたちの唯一の救い主であり、永遠の愛そのものであるお方です。このイエス・キリストというお方の上に、人生の土台を置くことこそ、岩の上に家を建てるということです。

どんなに厳しい試練にあっても、この岩の上に人生を置いているならば、必ずその試練に耐えることができます。