2007年3月6日(火)白髪になっても

皆さん、お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
長い間、作者不明のまま、人々に愛され、そして伝えられて来た詩があります。それは、マーガレット・パワーズの「足跡」です。

ある夜、一人の人が自分の人生を夢の中で振り返るのです。その人の人生は、砂浜に続く二つの足跡として残っていました。その足跡は、彼の足跡ともう一つ、イエスの足跡でした。
ところが、岩場のごつごつした所に来ると、足跡が一つしかありません。イエスの足跡がないのです。そこは、丁度彼の人生の中で、悲しみのどん底にあり、一番辛い時期であったそうです。何故イエスは助けて下さらなかったのだろう? そう思って聞いてみますと、イエスは言われました。
「私は一度もあなたを離れた事はないよ。あなたが試練に遭って苦しんでいたその時、そこに、一組の足跡しか見えないのは、良く見てご覧、あれは私の足跡なんだよ。あなたが一番辛い時に、私があなたを背負って歩いたのだよ。」とイエスは言われたそうです。

「わたしに聞け、ヤコブの家よ、イスラエルの家の残りの者よ、共に。あなたたちは生まれた時から負われ、胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで、白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す」(イザヤ46:3-4)。

生涯わたしたちを負って下さる神と共に人生を力強く歩んで行こうではありませんか。それではまた、御機嫌よう。