2007年4月11日(水)救い主に出会う人

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。

イエス様の弟子の一人に、アンデレという人がいます。彼は救い主イエス様に出会った最初の弟子でしたが、彼はその兄弟シモンに「私たちはメシアに出会った」と言って、シモンをイエス様のところに連れて来ました。アンデレにとって、イエス様との出会いは、人生におけるこの上なく重要で、決定的な救いの出来事でした。それで彼はその体験を自ら進んで、自分の兄弟に伝えたのです。

このように救い主イエス様に出会う人は、その喜びを自分の中に閉じ込めて置かず、身近な人々にも分かち合いたいと思うものです。もちろん各人の性格や置かれた状況によって、程度の差はあるでしょう。しかし救い主イエス様に出会うという体験は、その人の生き方を根底から変える力をもっています。実際キリストの福音が人から人へと語り伝えられてきた歴史には、「私たちはメシアに出会った」という信仰者の実体験が伴っていました。だからこそ、人から人へと福音は伝わってきたのです。

ローマの信徒への手紙1章16節にはこうあります。

「わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシャ人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。」

この放送を聞いてくださるあなたも、救い主に出会っていただきたいと思います。