2007年6月27日(水)回復する喜び

ご機嫌いかがですか。勝田台教会の安田恵嗣です。

主イエスは、一つの奇跡をなさいました。「耳が聞こえず舌の回らない」人です。耳が悪い為に聞き取るべきことを聞き取れないために舌がもつれてしまう人です。
この不自由な人が主イエスの前に連れて来られました。イエスのところに連れて来た人は、「その上に手を置いてくださるようにと願った」のですが、主イエスは「指をその領耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられました」。手を置いて「治れ」とおっしゃったのではなく、まるでその人の痛みにするように指で触れられたのであります。そして、この人は、癒されました。

旧約聖書の詩編51編は、「わたしの内に清い心を創造し、新しく確かな霊を授けてください」。あるいは、「御救いの喜びを再びわたしに味わわせ、自由の霊によって支えてください」と嘆願します。そして、このように賛美します。

恵みの御業をこの舌は喜び歌います。
主よ、わたしの唇を開いてください
この口はあなたの賛美を歌います。

この耳が聞こえず舌が回らない人は、まさに私たちの姿です。このような私たちのために一身にご自身のすべてを与えてくださる主イエスを賛美していく者でありたいと願います。