2007年7月18日(水)復活の神

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
これまで2回にわたり聖書が教える神を「創造の神」「救いの神」という題でお話しました。今回は「復活の神」についてお話します。創造、救い、復活の三つは、キリスト教信仰に欠かせない教理です。それは家の構造と似ています。家には様々な形、規模がありますが、中に住む人の目線から見れば、どんな家も大雑把に言えば、床と、壁と、天井の三つからなっています。まず床があり、その上に柱や壁が建てられるように、天地万物の創造者である神が、救いの神イエス・キリストをこの世に遣わされたのです。そしてその救いが私たち一人ひとりに実現し、完成するためには、屋根を造り天井を張る作業が必要です。キリストの復活と聖霊の恵みはそれに当たります。キリストの復活によって、死そのものが滅ぼされ、キリストを信じる者に、永遠の命と永遠の住まいが与えられました。

コリントの信徒への手紙第二 5章1節にはこうあります。「わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。人の手で造られたものではない天にある永遠の住みかです。」創造の神は、救いの神であり、またあなたに永遠の命を下さる復活の神です。神との交わりにあなたも招かれているのです。