2007年7月27日(金)感謝を込めて

いかがお過ごしですか。秩父教会の岡本告です。今日もご一緒に、聖書からお祈りについて学べることを感謝いたします。
今日は神様のあわれみへの感謝に満ちたお礼ということをお話いたします。

フィリピの信徒への手紙4章6節でキリストの使徒パウロはこのように述べています。「何事につけ、感謝を込めて祈りと願いとをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。」

お祈りをする時には「感謝を込めて」とパウロは書いております。時として私達は、現在一生懸命祈っている願いしか見えなくなって、神様からまだ何もいただいていないかのように思ってしまう弱さがあります。そんな時、「感謝なんてできっこない。無理に決まってるじゃないか」と感じます。でも、その時こそ、神様からいただいた恵みを数える一番ふさわしい時なのかもしれません。神様が罪人の自分を救うために、イエス様を救い主として遣わしてくださったあわれみの大きさを噛み締めるのは、順境の時より、むしろ、しばしば逆境の最中なのです。適えられていない自分の願い以前に、神様は一体どれだけ私達に与えてくださっていることでしょうか。今日、その恵みの一つ一つを数えて、神様に感謝を込めてお祈りをささげてみませんか。