2007年9月14日(金)まどろむことなく

いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。

先日うちの娘がアメリカから帰って来たときの話しです。彼女は、シカゴの大きな空港で、一晩、夜を過さなければならなくなりました。娘が、そう電話をシカゴ空港からかけて来たので、私は、一番安全そうな場所を探して、そこで、とにかく休みなさい、と伝えました。娘は、警備員さんたちの詰所の前のベンチを探し当てて、そこでバッグを二つ握り締めながら、眠ったそうです。眠る前に、警備員のおじさんに、「私は、一晩ここで眠るから、私を見守っててください」と頼んで、寝たそうです。その晩、世界中で最も乗降客の多いシカゴ空港で、娘は、無事に夜を過しました。

警備員のおじさんも見守ってくださっていたのでしょう。でも、私は、詩編の言葉を思い出しました。こういう言葉です。
「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。
わたしの助けはどこから来るのか。
わたしの助けは来る。天地を造られた主のもとから。
どうか、主があなたを助けて、足がよろめかないようにし
まどろむことなく見守ってくださるように。
見よ、イスラエルを見守る方は、まどろむことなく、
眠ることもない。主はあなたを見守る方。あなたを覆う陰。
あなたの右に居ます方。」詩編121編

主なる神様は、眠ることなく、まどろむことなく、あなたを見守ってくださる方です。今も、あなたの右に居て、あなたの立つのも、座るのも、歩くのも、働くのも見守っておられます。