2007年11月14日(水)乳飲み子までも

いかがお過ごしですか。秩父教会の岡本 告です。

出産後、妻と赤ちゃんが退院した後で、さっそく日曜日の礼拝に一緒に出席し始めました。その際、内心私が一番ドキドキしたのは、子供が礼拝中に泣きやまなくなったら、どうしようかなということでした。でも神様は素晴らしいお方で、赤ちゃんは日曜日の朝まで泣き止みませんでしたが、礼拝中は赤い目のお母さんの傍でスヤスヤと熟睡しておりました。

イエス様の弟子達は、人々が乳飲み子までもみもとに連れて来たのを見て、その親達を叱りました。イエス様が大勢の人達の相手をしていたので、お疲れだろうと案じてこう言ったのでしょう。しかし大人はよくて子供はよくないとするのは、子供を取るに足りないものと軽視する傾向の表れです。
イエス様の態度はそれと反対でした。ルカによる福音書18章16、17節、「しかし、イエスは乳飲み子たちを呼び寄せて言われた。『子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。』」イエス様はみもとに新生児をも招いて、神様の御支配は人が取るに足らないとみなす赤ちゃんにも及ぶのだとおっしゃいました。そして神様の永遠の御国に入るのは、立派な善行をした人でも、あるいは功績を積むことによってでもなく、子供のようにイエス様の語る神様の福音を受け入れる人だとおっしゃったのです。