2007年11月23日(金)偉大なへりくだり

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
家で飼っている4歳半になるオス猫のチャピも、この番組が放送される頃にはお兄さんになります。今は我が家に与えられた新しい生命を感謝しながら、家内の出産に備えているところです。そんな中、ヘブライ人への手紙2章17節の御言葉に改めて教えられました。そこにはこうあります。

「それで、イエスは神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならなければならなかったのです。」
イエス様は神であられたのに、私たち人間を罪と滅びから救うために、人となって世に来てくださいました。そのために私たちと同じ出産によって誕生されたのです。つまり母マリヤのお腹の中で10ヶ月の間胎児として育つという過程を通られたということです。なんというへりくだり、なんという真実な愛でしょうか。だからこそ私たちが人間として経験するすべての苦しみも、イエス様の前には隠れたままではないのです。すべてをご存知で、助けてくださることができるのです。
我が家のチャピと、やがて生まれて来るわが子との隔たりは大きいものです。しかしそれ以上の大きな隔たりがあったにもかかわらず、神の子が人の子となって来られたところに大祭司イエス様の偉大な救いの働きがあったのです。