2008年3月14日(金)永遠の命

いかがお過ごしでしょうか。東京教会の今井献です。
ヨハネによる福音書3章16節に次のように記されています。

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」。

独り子を信じる者に与えられる永遠の命とは何のことでしょうか。
独り子をわたしたちに与えるとは、神ご自身を差し出してくださったということと同じです。戦国時代の武将たちは、自分の身代わりとして我が子を差し出すことでちぎりを結びました。それに少し似ています。
それゆえ、イエス・キリストを救い主として受け入れる者は、キリストにおいて神ご自身を受け入れ、神と共に生きるものです。
神が共にいてくださること、これが聖書が教える永遠の命です。旧約聖書において、神はご自身の名前を「わたしはある。わたしはあるという者だ」(出エジプト3:14)と教えておられます。これは、いつ、いかなる時もおまえたちと共にいるのがわたしであるという意味です。
新約聖書もイエスの誕生の意味をインマヌエル、「神は我々と共におられる」(マタイ1:23)と解説しています。

神はキリストを私たちに与え、その十字架と復活において死を無力にし、死を命に変えて下さいました。この神を見いだし、この神と共に生きるとは、死を命に変えたキリストと共に生きることにほかなりません。
キリストにおいてご自身をあらわしておられる神、愛である神を受け入れてください。