2008年3月17日(月)小さな生命でも

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。

先日、教会の庭にある植え込みの陰に、生まれたばかりの4匹の子猫が段ボール箱に入れられて捨てられていました。咄嗟に「またか…」と思いました。4年前にも3匹の子猫が捨てられていたからです。幸い2匹は里親を見つけ、残り1匹は家で引き取って飼っています。
今回もとりあえず箱ごと中に入れて世話をしました。まだ目も開かない4匹の子猫が、粗末なボロ布に包まれて鳴いているのを見て、そのまま放置できる人などいるでしょうか。強い陽射しの中、脱水症状を起こして必死に助けを求めて鳴いていました。よく見ると4匹とも体中に蟻がいっぱいたかっていました。こんな小さな動物の命でも、この世に生まれてきたということは、それ自体尊いことです。生ゴミのように捨てられた子猫でも、生きる権利はあるはずです。そしてそれなりに幸せになる権利があるはずです。

イエス様は言われました。「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださる。ましてあなた方にはなおさらのことではないか。」(マタイ6章30節)

あなたの命は神の前にもっと尊いのです。神様はあなたに生きる力と幸せになる道を備えてくださいます。どうか今日も、神様を信じ希望をもって一日を送ってください。