2008年3月24日(月)楽園にいる

いかがお過ごしですか。秩父教会の岡本 告です。
イエス様が十字架につけられたとき、左右に二人の犯罪人も十字架につけられました。その一人は死を前にしてイエス様を信じました。その時、イエス様は彼に向かって、こうおっしゃいました。

「するとイエスは、『はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる』と言われた。」(ルカによる福音書24章43節)。

これはイエス様を救い主と信じる人の魂は、死んだ後、さまよったり、苦しくつらい状態になるのではなく、イエス様と一緒に天国にいるようになるという素晴らしいお約束です。

この前、私の働いている教会で葬儀を行いました。地上に残された悲しむご遺族の方々をどうお慰めするべきか、お祈りをして考えました。そして、故人を愛していらっしゃるご遺族の最大の関心は、愛するものの魂の死後の行方、状態だと思い、このイエス様のお約束をお話いたしました。イエス様を信じる人の霊は、もはや、地上に残された人々が死後の魂の行方を思い煩ったり、死後の状態を少しでも楽にするために何かしてあげなくてはならない状態にはないということ。そして、死の瞬間に栄光に入って、今はイエス様と一緒に祝福と平安に満ちた楽園にいるというお約束です。キリスト教葬儀が神様を礼拝することを一つの目的としているのは、人を罪から救い出し、天国に入れて下さる、この素晴らしい恵みのためなのです。