2008年3月25日(火)決して死ぬことはない

いかがお過ごしですか。秩父教会の岡本 告です。
最初に、聖書の御言葉をお読みいたします。ヨハネによる福音書11章25-26節です。

「イエスは言われた。『わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。このことを信じるか。』」

これは驚くべき御言葉です。救い主イエス様は自分を信じる者は決して死なないとおっしゃったのです。でも、こういうことを聞くと、「そんなことはありえないよ」と思ってしまうかもしれません。実は、イエス様は私達の肉体の死を否定されたのではありませんでした。この御言葉の直前で「わたしを信じる者は、死んでも生きる」とおっしゃって、肉体の死を経験することを否定していらっしゃらないことから明らかです。

では、イエス様は、どのような意味で御自分を信じる者は決して死なないとおっしゃったのでしょうか?それは復活であり、命である御自分を信じる人は、生きながらにしてイエス様のよみがえりの命に生かされているので、死という決定的な出来事においても、その霊が、存在が滅びてしまうことはないということです。それはイエス様とイエス様を救い主と信じる人の間には命の絆があって、どんなことがあっても断たれてしまうことは決してなく、永遠に続いてゆくからなのです。

死を超えて続くこの永遠の命にあずかるように、イエス様はあなたのことも招いていらっしゃいます。