2008年6月3日(火)がんばらなくても

いかがおすごしですか。三川栄二です。
わたしたちは、とかく毎日を頑張ってしまうものです。自分ががんばらなければと、一生懸命になって色々なことをやりくりし、自分で様々な重荷を背負いながら、毎日を生きています。
そんなわたしたちを見て、周りの人も「がんばって」と励ましてくれます。そしてそれが励みになることもあります。しかし、本当にがんばっているときには、逆にそれが重荷になってしまうこともあるのではないでしょうか。こんなにがんばっているのに、これ以上はもうがんばれないと思うこともあるのです。そして、がんばって生きる毎日に、疲れを覚えてしまうのです。

わたしたちはそうやって、毎日を精一杯がんばって生きてきました。しかしそんなわたしたちに、神さまは言われます。どうしてそんなにがんばるのか。私が共にいるではないか、それなのにどうして自分一人でがんばろうとするのかと。神さまはわたしたちに、こう呼びかけられます。

「あなたたちは生まれた時から負われ、胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで、白髪になるまで、背負って行こう。私が担い、背負い、救い出す」と。

一人でがんばっていると思っているわたしたちは、実は神さまに背負われていたのでした。そして今日も、そんな自分を神さまが背負ってくださるのです。だからその神さまにしっかり支えられ、背負われて生きていきましょう。