2008年7月3日(木)イエスの弟子になる

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
イエスを信じるということは、同時にイエスの弟子になることであるということをご存知でしょうか。というのは、イエス御自身が復活後、弟子たちにこう語られているからです。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。」マタイ福音書の最後で語られるイエスのことばです。

弟子というと、厳しく拘束されてしまう印象がありますが、弟子となるからこそ、自立もできるのです。それは罪赦された人間が、神から受ける自由の証しでもあります。弟子となるからこそ、私たちは福音を正しく理解し、正しく用い、生きる力と喜びをいただいて、他の人にもキリストの福音を伝えることができるのです。

しかも復活された主イエスの弟子であるということは、すでに死に打ち勝った方の永遠の命を受け継いでいる訳ですから、私たちの人生も死をもって終わることはないのです。イエスは言われました。「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」父と子と聖霊の名によって受ける洗礼は、私たちを神の子とします。そして神の子となるということは、イエスの弟子とされる恵みを意味しているのです。