2008年7月4日(金)光の子として歩む

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。私たちの人生にはいろんな歩みがあります。急ぎ足であったり、ゆっくりであったり、時には険しい道や、細く、長い道をひたすら歩まねばならないこともあります。人それぞれに人生は異なりますが、すべては一歩一歩の歩みによる点では同じです。そこで大切なことは、どこを、どのように、誰と歩むかということです。

私事ですが、昨年秋に長女が誕生し、名前を「歩」と付けました。エフェソの信徒への手紙5章8節にはこうあります。「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて光となっています。光の子として歩みなさい。」

ここで言われる「光の子として歩みなさい」とは、どういうことでしょうか。光とはイエス・キリストのことであり、私たちはこの方に結ばれて光の子とされるのです。光がなければ暗闇を歩むことになりますが、光そのものである主に結ばれた私たちは、私たち自身が光の子なのでどこを歩むにせよ、光を失うことはありません。この光は私たちの外を照らすだけではなく、私たちの内にあって、その歩みを導くからです。

天地万物を創造された神は、最初に「光あれ」と言われました。それは後にすべての人を照らす光として来られるイエス・キリストを前もって示すものでした。光の子として歩む道は、神が初めから人間に与えておられる特権なのです