2008年8月7日(木)キリストをまことに知る

ご機嫌いかがですか。勝田台教会の安田恵嗣です。

キリストを知る。あなたの人生にとってこれほど大切なことはありません。それでは、具体的にキリストを知るというのは、どのようなことでしょうか。

先ず、聖書に従って、キリストについての事実を知っていただかなければなりません。そのご生涯、教訓、最後の死、復活、昇天などの事実を知ること、それが根本的に大切であります。

しかし、そこにとどまらず、私たちは、聖書に導かれて、第二の段階にまでのぼらなければなりません。それは、イエス・キリストは神の子であり、わたしたちの救い主として知ることであります。キリストが死なれたことは動かすことのできない歴史的事実です。しかし聖書は、この事実に大切な意味のあることを示しています。すなわち、キリストは私たちの罪のために死なれたことを、明らかに教えています。キリストは、罪のない神の独り子であるにもかかわらず、その命を十字架の上でささげ、私たちの身代わりとして、神様の罪に対する正しい裁きを受けて、贖いとなってくださいました。キリストを知るということは、この驚くべき福音を信じることです。

キリストをまことに知るに至る第三の段階は、キリストをわたしの主、わたしの神として知り、キリストの前にすべてを投げ出して、依り頼むことです。キリストを知るということは、単に知識だけのことではありません。もちろん、確かな知識に始まりながら、主を畏れ、その救いの御業を感謝し、わたしの主、わたしの神として終わりに至るまで従っていこうとする決心を伴うもの、それがまことの信仰です。