2008年10月16日(木)愛してくださる神

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
8年も乗った中古車をこの夏、遂に手放すことになりました。ある方から伝道のためにと、今話題のハイブリッド車を、しかもまだ1万キロしか乗っていない新車同然の車を、おまけに1年も車検がついた車を、なんとタダで譲り受けることになったからです。それにしても中古車なのに、手放すとなったら、どうしてこんなに寂しいのかと思うほど、愛着をもった車との別れは、辛いものがありました。買取業者にキーを渡したあの時の寂しさは、忘れられません。

聖書は「神は、その独り子をお与えになったほどに世を愛された」と語ります。神は私たち人間を罪と滅びから救うために、自ら進んで独り子を与えるという犠牲を払ってくださいました。独り子との別れに、寂しさや悲しみがなかったのではありません。しかしそれほどまでに神は私たち人間を愛し、価値を認めてくださったのです。

私たちが神を愛したのではなく、まず神が私たちを愛してくださいました。その真実な愛を知った者は、心から感謝して神が下さる救いを自分のものとします。そしてそれを大切に使い、自分自身を神への生きたいけにえとして献げるのです。キリストの福音は、今日までそのような神の犠牲を出発点として、世界中に伝えられてきました。
あなたもキリストを受け入れるところから、新しい人生を送ってください。