2008年11月21日(金)心にかけてくださる神

いかがお過ごしでしょうか、羽生栄光教会の村田寿和です。
新約聖書、ペトロの手紙一第5章7節にこう記されています。

「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。」

私たちは、思い煩いやすい者でありますが、ペトロは、その思い煩いを何もかも神様にお任せしなさいと語っています。それは具体的に言えば、祈りによって、自分が思い煩っていることを神さまに打ち明け、その解決を神さまの御手に委ねるということでしょう。神さまにお任せしたことは、神さまがもっとも良いように導いてくださることを信じて、あたかもすでに解決したかのように感謝をささげることができるのです。
また、ペトロは続けて、「神があなたがたのことを心にかけていてくださるからです。」と語っています。私たちは、誰も自分のことなど心にかけてくれないと不満を抱きがちですが、神さまは、あなたのことを心にかけていてくださるのです。その証拠に、神さまは御子イエス・キリストをこの地上に遣わしてくださいました。神さまは、独り子をお与えになられたほどに、あなたのことを心にかけていてくださるのです。心にかけていてくださるどころか、あなたの救いに深い関心を寄せておられるのです。この神さまに、あなたも思い煩いを何もかもお任せしてみてはいかがでしょうか。