2008年12月16日(火)髪の毛までも、一本残らず数えられている

いかがお過ごしですか。三川栄二です。
わたしの髪の毛は、いつも妻が散髪してくれます。結婚してからずっとですから、もう22年もそうしてきたので、だいぶ腕をあげてきました。ただ最近、気になることを言い始めたのです。頭の上が少し薄くなってきたみたいとか、髪の毛が細くなってきたといった具合です。それに白髪も目立ち始めてきました。
主イエスは、わたしたちが自分の髪の毛を白くも黒くもできないではないかと言われましたが、さらに、「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている」とも語られました。もちろんそれは、ただ単に頭に何本の髪の毛があるかを神さまが知っておられるということではありません。

わたしたちの髪の毛には、わたしたちが毎日経験することが、刻まれていきます。そしてそこで味わう日々の労苦、苦しみや悩み、悲しみや喜びといったことの中で、白くもなり、薄くもなっていくのです。そのすべてを、神さまはちゃんと知っていてくださっている、そこでわたしたちが味わう心配や恐れの一つ一つを、神さまはすべてお見通しだということなのです。

これから出合うであろう、今日の苦しみや悩みも、喜びや感謝も、すべては神さまが知っていて、それを数えていてくださるのです。だから、たとえどんなに心が重たくなるような問題に出合うとしても、そのことも神さまが知っていてくださることを信じて、希望をもって今日を生きていきましょう。