2009年5月13日(水)イエスが教えてくださる

ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
あるときイエス様が本当に救い主であるかどうかを確かめるために、二人の人がその後を追いました。するとこの二人に気づいたイエス様は彼らに向かって「何を求めているのか」と尋ねたと言うのです。
「何を求めているのか」。この質問にあなたなら何と答えるでしょうか。私たちは、普段様々な願い事を抱きながら人生を送っています。その願いが実現すれば、幸福になれると思っているからです。ところが私たちは期待通りにそれらのものを手にしたとしても、幸せになったと感じることはありません。だからまた別の何かを求め始めるのです。実は私たちは何が自分の人生に一番必要なものなのかを知らないまま生きているのです。だから「何を求めているのか」と聞かれても簡単に答えることができないのです。
この質問を投げかけられた二人の人は、「先生どこにお泊まりですか」と問い返しました。そしてイエス様と一緒にその晩は宿を取り、この日を境にイエス様の弟子となったのです。それは彼らが「何を求めているのか」と言う問いに対する正しい答えを得るためでした。私たちが何を求めるべきか、イエス様だけがその正しい答えを知っておられるからです。

聖書の言葉
「彼らが、「・・・『先生』・・・どこに泊まっておられるのですか」と言うと、イエスは、「来なさい。そうすれば分かる」と言われた」。
ヨハネによる福音書1章38〜39節です。