2009年5月28日(木)神の家族となる

いかがお過ごしでしょうか。江古田教会の風間義信です。
イエス・キリストが十字架につけられた時、弟子たちは恐ろしくなって逃げてしまいました。ただ、その下にイエス様の母と弟子の中の一人は残っていたようです。そしてイエス様はこの二人に大切な言葉を語られました。それが

「御覧なさい。あなたの子です。」、「見なさい。あなたの母です。」(ヨハネ19:26,27)

というものです。
申し上げましたように、十字架において、イエス様はまさに孤独になられました。しかし、その中でこのような語りかけがありました。それは、十字架の下で神の家族が作られるということです。

以前、イエス様は「わたしは、わたしの教会を建てる」との決意を語られました。そのために十字架にかかって私たちの罪を赦し、生かしてくださり、私たちを御下に招いてくださいました。その際、一人一人違った仕方でイエス様に招かれても、その信仰生活はばらばらで孤独なのではありません。
十字架によって救われたという絆によって、神の家族として歩むことができます。ですから、教会では〜兄弟、〜姉妹というように呼び合い、一つ神の家族とされて共にイエス様に従っていく者とされるのです。

聖書のことば。
「そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。」(口語訳・エペソ2:19)