2009年6月4日(木)死を越える希望

ごきげんいかがですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
よく「信じる者は救われる」と言いますが、誰をどのように信じるかが決定的に大切です。例えば、イエス・キリストを信じていると言っても、偉大な宗教家の一人として信じているだけならば十分とは言えません。イエス・キリストの使徒パウロは、テサロニケの信徒たちにこう書き記しています。私たちは、イエスが死んで復活されたと信じています。

「神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます」(1テサロニケ4:14)。

イエス・キリストを信じるとは、イエスが死んで復活されたと信じることです。そして、イエス・キリストの死からの復活を信じるということは、わたし自身の死からの復活をも信じることなのです。なぜなら、イエス・キリストは、このわたしの罪のために死に、このわたしに先立って復活されたからです。イエス・キリストが天から再び来られる時、イエス・キリストを信じて眠りについた者たちは、イエス・キリストと同じように墓から導き出されます。ここに、死を越えた希望があるのです。

イエス・キリストを信じて眠りについた者たちは、永遠の眠りについたのではありません。それは、イエス・キリストが再び来られる日に必ず目覚める、しばしの眠りなのです。イエス・キリストが死んで復活されたと信じるならば、あなたも、イエス・キリストの命、永遠の命にあずかることができるのです。