2009年6月10日(水)死の病からの救い

いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
私は月に一度、うつ病の母を、東京の大きな病院に連れて行きます。朝早くから、大勢の方々が待機しておられます。心の病気であれ、体の病気であれ、本当に苦しいものです。

ところで、聖書によると、体や心に病気を持っている人も、心身が極めて健康という人も、実は誰もが等しく、心の奥底に、『罪』という「永遠の死に至る病気」を持っていると言われています。
自分自身を愛せないとか、自分以外の他者を愛せない、といった症状も、実は、『罪』という死に至る心の奥底にある病気の表れだと、聖書は言っています。また、「自分、自分」と、自分の事ばかりしか考えられない。この『自己中心』も、心の奥底にある私たちが持っている「死の病」の顕著な現れです。
この、『罪という、心の奥底にある死の病』は、私たちを、活き活きと生きさせません。そんな私たちが、この「罪という死の病」から解放されて、活き活きとのびやかに、本当に自分らしく生きられるために、イエス・キリストは、私たちの所にいらっしゃいました。

たとえ心身に大きな病を抱えていても、それでもなお、私たちに希望を持って生きさせてくださるのが、魂の医者であるイエス様です。このイエス様の所には、順番待ちしなくても、いつでもどこでも駆け寄れます。「私の中にある罪という死の病から私を救ってください」と、いつでもどこでも、この最高の名医に心の中で呼びかけてみてください。