2009年8月13日(木)聖霊が来られると

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
キリストの教会について語る聖書の言葉に、使徒言行録2章があります。

「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、"霊"が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」

この言葉はキリストの教会について三つのことを教えています。第一に、教会は、一同が一つになって集まっている群れであること。第二に、教会は、風や炎のような聖霊を受ける群れであること。第三に、教会は、聖霊に導かれて様々な言語で福音を語る群れであるということです。

このように聖書が教えるキリストの教会とは、様々な人々が集りながらも、聖霊によって一つに結ばれた群れで、また一つの群れでありながら、多様な仕方でその救いを宣べ伝える群れであるという両面をもっています。
そうした両面は、神がその聖なる御霊によって、信者と共にいて下さるところに生じる不思議な事実です。聖なる神は、風のように信者を一つに包み込み、炎のように人間の罪を焼き尽くし、聖めて下さいます。
そのように教会が語る福音の言葉は、今日も世界中に広がりながら、あなたのところにも届いているのです。