2009年8月14日(金)礼拝を献げる

いかがお過ごしですか。新所沢教会の長石です。
私たちが献げる礼拝の対象について聖書は、次のように語っています。

「神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、すべての舌が、『イエス・キリストは主である』と公に宣べて、父である神をたたえるのです。」フィリピの信徒への手紙2章にある言葉です。

ここには、キリスト教の礼拝の対象について、三つのことが語られています。第一は、死者の中から引き上げられたキリストのこと。第二は、すべてのものの主とされたキリストのこと。第三は、「イエス・キリストは主」と宣べ伝えて、たたえられるべき方は父なる神であることです。

今日、教会の礼拝プログラムにはいろいろな要素がありますが、その目的とするところは、父なる神と、子なる神であるキリストと、聖霊なる神をほめたたえることです。その意味で、礼拝の究極の目的は、神からあらゆる恵みを受けている私たちが、信仰による感謝と、神に相応しい賛美をもって、三位一体の神をほめたたえることです。
そのとき、私たちにとって礼拝は、受けるものではなく、すでに恵みを受けた私たちが、神に感謝をもって献げるものとなるのです。
ぜひ信仰をもって、栄光の神に相応しい栄誉と賛美と誉れとを神に献げて下さい。