2009年10月22日(木)終末への心構え

今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
イエス様が十字架にかけられる数日前、オリーブ山で神殿の方を向いて座りながら、この世の終りが来る前に起こる、五つの前兆を語られました。
第一は、偽のキリストが現れること。第二は、戦争などの政治的な混乱が起こること。第三は、方々に地震があり、飢饉が起こるという自然の混乱が起こること。第四に、迫害が起こること。そして最後に、福音があらゆる民に宣べ伝えられるということでした。

この世の終りが近づき、不安な事が起こる中で、私たちに必要な心構えは何でしょうか。
まず第一に、イエス様は「人に惑わされないように気をつけなさい」と言われました。イエス様は今も、聖書の言葉によって、また私たちの心に宿ってくださる聖霊によって、何が真実で、何が真実でないかを気づかせてくださいます。第二に、「慌ててはいけない」と教えられています。イエス様は、不安な出来事の中でも、私たちの心を安心で満たしてくださり、慌てずに冷静な判断ができるように守ってくださいます。三つ目は、「最後まで耐え忍ぶ」ということです。イエス様はいつも共にいてくださり、迫害や苦しい状況が続いても、私たちが忍耐して、悪に負けないように守られるのです。

今日の聖書の言葉。
「これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」 ヨハネによる福音書16章33節。